2008年03月29日

研修

昨日は私が所属する高齢者障がい者委員会の研修でした。
障「がい」者とすることで何が変わるわけでもないけど、
弁護士会の委員会も右にならえで障「害」者を障「がい」者へ変更しております。


今回の研修は、各委員が実際に経験した困難事例を通して
高齢者や障がい者の権利擁護を考えるといういうもの


未成年者の後見や、知的障害のある兄弟の後見事例などは
本当に弁護士が苦労して本人の権利擁護の為に模索している
ことが分かるとともに、今後の自分の後見業務にとってとても
参考になるものでした。

うわっつらの優しさの押しつけではなく、どうやって本人の希望を叶えるのか
本人の残存能力を如何に活かしながら、後見業務を行っていくのか・・・・・・
自分が実際にかかわってそこまでのことができるのか
本当に考えさせられました。

この研修は、年2回行われており、弁護士だけでなく、
ケアマネ・ヘルパー・社会福祉協議会・介護サービス事業者など、
毎回会場(250席程度)が満席になるくらい沢山の方が参加されています。



会場発言も活発で、
それぞれの立場から
いろんな意見が発言されます。
まさに談論風発
真剣に携わっている現場の方々の日頃の悩みを聞くことが
できるのもこの研修の良いところです。


やっぱり弁護士は現場を知ること、
そして自分が如何に現場を知らないのかという
ことを自覚しておかないといけないと
信頼は勝ち得ないと感じますね。





Posted by nobuy25 at 11:07│Comments(0)
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