2008年06月24日

付添人

昨日は、司法修習生が事務所にいるということもあって
久々少年付添研究会に行ってきました。


この研究会は昨年登録したばかりの新人弁護士が
実際に担当した少年事件を題材に経験を交えて発表し
先輩弁護士がアドバイスなど意見を述べて
少年付添人活動に関して議論をします。


修習生も結構真剣に聞いていました。


なにより私がちょっと忘れていた熱い志を思い出させてくれました。


とにかく事件を起こす子ども達は
親が安全基地として機能していない場合が多いのです。


放任主義を勘違いしている親
教育熱心さが別の方向へ向いている親

もちろん、親が一所懸命頑張ってても不幸にして事件を犯してしまう子ども達もいます。

それぞれケースバイケースですが
われわれは、短期間ですがそこに直に関わっていかなければなりません。


弁護士が関わったからといって問題が解決するというものではありません。
ただ、関わった以上、何らかのきっかけ、気づきを親や子ども達に与えることが
できればという思いで、活動していきます。


良い刺激になりました。



Posted by nobuy25 at 09:14│Comments(2)
この記事へのコメント
熱き心、を思い出して頑張ってください。

それにしても、
>親が安全基地として機能していない場合が多いのです。

なるほど。そうなんですね。

一挙に大事件を起こしてしまわないうちに親子で軌道修正できれば
一番よいですよね。。。。
Posted by ちかこ at 2008年06月25日 09:31
■ちかこさん
 がんばります。

 しかし、今日の事件は祖父が孫を・・・
 痛ましい限りです。
Posted by のぶさんのぶさん at 2008年06月25日 11:54
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